インターネットで検索しても、街で看板を見かけても、整体にはたくさんの種類があることがわかります。
などなど、、名称もさまざま。「ボディ~」など若い女性への印象を考慮した名称の医院も増えています。それらは、全然違うものなのかといえば、そうでもない。こりの解消、疲労回復など、チラシ等に書かれている「効果」は、たいていよく似ています。
「古代から培われてきた○○に基づく療法で」「当院独自の手技による療術で」などなど、施術する人がどんなコースで学んできたか、何を「売り」にしたいのかによって、それぞれの特徴や性格が出てくるのだと思います。たとえば「気功」は、体内をめぐっている「真気」に働きかけるとか、「タイ古式」は、指や拳で圧をかけるといったタイの伝統的な民間療法に基づくものだとか。でも、どれも「体を整える、体のバランスを整える」ところです。流儀や流派はあっても、その療術がすぐれているかどうかは、結局、個人の技術や人がら、「人を元気にしたい」という思いにかかっているのでは?
ボランティアではなく、ビジネスにする以上、お年寄りがメインのターゲットなら、「伝統」重視、若い女性にたくさん来てもらいたければ、アロマテラピーやリフレクソロジーも取り入れて、「リラクゼーション」を押し出す、といったイメージ戦略もあるはずです。最初にご説明したように、整体師はある意味、アーティストと同じ。それぞれに個性や特徴があって、それぞれに支持者がいるという世界なのです。
どんな医院を選ぶかは、自由。一時的な流行に乗っただけで、基本的な技術や知識を身につけていない者は、すぐに支持者を失ってしまうというのも、アーティストに似ています。